雑記&SS格納庫。
萌えとかエロとかフリーダムに語ったり。 書き溜めてるけど置き場のないSSを格納したり。 コメントいただけると失禁するほど喜びます。
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SSをアップしてみる。
オリジSS格納庫ブログと同じ形でアップすれば大丈夫だよねぇ、ということで
試しにSSをアップしてみます。
・笛!/タツシゲ
・2007/07/08
・シゲちゃんお誕生日2007
・シゲちゃんのお誕生日は毎年SS書いてお祝いしてるので(えーと2002年から…)今年も書いた。
・汗を舐める、というどうにもマニアックな行為に走りました(…)
・今年で24歳になったはずのシゲちゃんですが、書いたのは中学時代の2人(……)。
とりあえず私の本命はシゲちゃんであり
水野×シゲだという主張をしてみる。
逆王道だろうと笛オンリーに出てもタツシゲサークルが自分のとこしかなかろうと
シゲ受オンリーに行ってもタツシゲサークルは3つくらいしかなかろうと
それでも私は 水野竜也×佐藤成樹を主張し続けます(しつこい)。
試しにSSをアップしてみます。
・笛!/タツシゲ
・2007/07/08
・シゲちゃんお誕生日2007
・シゲちゃんのお誕生日は毎年SS書いてお祝いしてるので(えーと2002年から…)今年も書いた。
・汗を舐める、というどうにもマニアックな行為に走りました(…)
・今年で24歳になったはずのシゲちゃんですが、書いたのは中学時代の2人(……)。
とりあえず私の本命はシゲちゃんであり
水野×シゲだという主張をしてみる。
逆王道だろうと笛オンリーに出てもタツシゲサークルが自分のとこしかなかろうと
シゲ受オンリーに行ってもタツシゲサークルは3つくらいしかなかろうと
それでも私は 水野竜也×佐藤成樹を主張し続けます(しつこい)。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「…これで最後やで~。お疲れさーん」
「ああ、お疲れ。…悪いな、手伝ってもらって」
「ええって」
サッカー部の備品を入れている倉庫の整理をしている竜也の元へ、成樹がボールの入った籠を運んできた。
倉庫整理は当番制で、今日は竜也ともう1人の部員が担当だったのだけれど、丁度その部員が体調不良を理由に学校を休んでいた。
竜也派1人で済ませようと思っていたのに、気付けば成樹が手伝ってくれていた。
「……よし、こんなもんだろ」
成樹の運んできたボールを空いたスペースに収めて、片付け完了。
綺麗に備品の収まった倉庫を見回して、竜也は満足げに呟いた。
狭い倉庫の中には小さな窓があるけれど、それは備品の棚の後ろになってしまっていて、開ける事ができない。
換気ができないせいで、むっとした暑さが倉庫の中にこもってしまっている。
おかげで、竜也は汗だくになっていた。
帰ったらまずシャワーを浴びたい、などと考えていると。
不意に。
「たっつぼーん」
背中から、成樹がじゃれつくように身を寄せてきた。
何だよ、と言う前に両腕が体に回されて、背後から抱き締められる恰好になる。
「…こら、シゲ。…離れろよ」
唐突な成樹の行動には慣れたもので、驚きはしないものの、呆れたような声音で告げる。
「ちょっとだけ。ええやろ?」
甘えるように問われて、溜息を吐く。
「…汗臭いだろ」
「ヘーキ。たつぼんのニオイ、好きやもん」
今度はやや困ったような声音で呟くと、成樹はあっさりと首を振る。
そして、肩口に顔を埋めるようにして、汗で濡れた首筋に唇を触れさせた。
「こら、…やめろよ」
「やめへーん」
竜也が眉を顰めても、成樹はどこか楽しげな声を上げる。
唇を触れさせたそこに更に舌を這わされると、竜也はさすがに肩を捩った。
「舐めるな、馬鹿」
汗を舐める、など。
悪趣味だ、と思う。
「ええやん。…誰にでもするわけやあらへんし」
繰り返しの拒絶反応に、成樹は渋々唇を離して。…けれど、抱きつく腕は離さないまま、拗ねたような声で呟く。
その言葉に、竜也はまた溜息を吐いた。
「誰にでもできる事じゃないだろ、こんなの」
「せやなー。…たつぼんはケッペキショーなトコあるしなぁ。誰にでも、やなくて誰にもできひんやろな」
俺はたつぼんのやったら全然平気やけど、などと言って、成樹は笑う。
竜也は不服そうに眉を顰めて、…体に回された成樹の腕を掴むと、それをやや乱暴に引き離した。
「あ、怒った」
竜也の動きに、成樹は冗談めかした声で呟く。
怒ってねぇよ、と内心で呟きながら振り返って、そのまま、両手をのばして成樹の細い肩を掴んだ。
成樹が、え、と驚いた顔をする。
竜也は無言でその肩を強く引き寄せると、金の長い髪を無造作に首の後ろで束ねているおかげで綺麗に晒されている首筋に、噛み付く勢いで唇を寄せた。
成樹のそこも、汗に濡れている。
舌を這わせて、ついでに歯を立ててやると、その僅かな痛みに成樹は片目を細める。
竜也はゆっくりと顔を上げて、成樹の色素の薄い目を間近から覗き込んだ。
「……さっきの言葉、撤回しろよ」
どうだ、と言わんばかりの口調で、告げる。
成樹は数秒、きょとんとした顔をしていたけれど、直後、思わず吹き出した。
「せやな、…じゃぁ、“俺以外にはできひんやろな”」
笑いながら、告げられた言葉に従って、先程自分が口にした言葉を訂正する。
竜也は満足そうに頷いた。
「わかればいい。……ほら、いい加減出るぞ」
「あーい」
成樹を促して、さっさと倉庫の出入口に向かうと、成樹も素直に後ろをついてくる。
部室に移動しながら、竜也はさりげなさを装って告げた。
「母さんが、今日はシゲを連れて来いって言ってたんだ。だから、連行するからな」
「真里子ちゃんが?」
「そう。…ケーキも焼くって張り切ってた」
不思議そうな顔をする成樹に、ヒントともなる言葉を告げる。
成樹は尚も不思議そうな顔をして、数秒後、竜也が部室のドアを開けるのと同時に、ようやく気付いたようだった。
「あー……今日やったか。忘れとった」
「自分の誕生日くらい覚えとけよ」
今年もすっかり自分の誕生日を忘れていたらしい成樹が納得したように呟き、竜也は呆れたように告げる。
「たつぼんが覚えとってくれるから、ええやん」
ロッカーの前に立って、汗に濡れたシャツを脱ぎながら、成樹は笑ってそんな事を言う。
竜也も着替えを始めながら、それもそうか、などと思ってしまった。
「…誕生日おめでとう、シゲ」
「うん、…おおきに」
告げるタイミングを朝から計っていた言葉をようやく口にすると、成樹は嬉しそうに笑った。
「…これで最後やで~。お疲れさーん」
「ああ、お疲れ。…悪いな、手伝ってもらって」
「ええって」
サッカー部の備品を入れている倉庫の整理をしている竜也の元へ、成樹がボールの入った籠を運んできた。
倉庫整理は当番制で、今日は竜也ともう1人の部員が担当だったのだけれど、丁度その部員が体調不良を理由に学校を休んでいた。
竜也派1人で済ませようと思っていたのに、気付けば成樹が手伝ってくれていた。
「……よし、こんなもんだろ」
成樹の運んできたボールを空いたスペースに収めて、片付け完了。
綺麗に備品の収まった倉庫を見回して、竜也は満足げに呟いた。
狭い倉庫の中には小さな窓があるけれど、それは備品の棚の後ろになってしまっていて、開ける事ができない。
換気ができないせいで、むっとした暑さが倉庫の中にこもってしまっている。
おかげで、竜也は汗だくになっていた。
帰ったらまずシャワーを浴びたい、などと考えていると。
不意に。
「たっつぼーん」
背中から、成樹がじゃれつくように身を寄せてきた。
何だよ、と言う前に両腕が体に回されて、背後から抱き締められる恰好になる。
「…こら、シゲ。…離れろよ」
唐突な成樹の行動には慣れたもので、驚きはしないものの、呆れたような声音で告げる。
「ちょっとだけ。ええやろ?」
甘えるように問われて、溜息を吐く。
「…汗臭いだろ」
「ヘーキ。たつぼんのニオイ、好きやもん」
今度はやや困ったような声音で呟くと、成樹はあっさりと首を振る。
そして、肩口に顔を埋めるようにして、汗で濡れた首筋に唇を触れさせた。
「こら、…やめろよ」
「やめへーん」
竜也が眉を顰めても、成樹はどこか楽しげな声を上げる。
唇を触れさせたそこに更に舌を這わされると、竜也はさすがに肩を捩った。
「舐めるな、馬鹿」
汗を舐める、など。
悪趣味だ、と思う。
「ええやん。…誰にでもするわけやあらへんし」
繰り返しの拒絶反応に、成樹は渋々唇を離して。…けれど、抱きつく腕は離さないまま、拗ねたような声で呟く。
その言葉に、竜也はまた溜息を吐いた。
「誰にでもできる事じゃないだろ、こんなの」
「せやなー。…たつぼんはケッペキショーなトコあるしなぁ。誰にでも、やなくて誰にもできひんやろな」
俺はたつぼんのやったら全然平気やけど、などと言って、成樹は笑う。
竜也は不服そうに眉を顰めて、…体に回された成樹の腕を掴むと、それをやや乱暴に引き離した。
「あ、怒った」
竜也の動きに、成樹は冗談めかした声で呟く。
怒ってねぇよ、と内心で呟きながら振り返って、そのまま、両手をのばして成樹の細い肩を掴んだ。
成樹が、え、と驚いた顔をする。
竜也は無言でその肩を強く引き寄せると、金の長い髪を無造作に首の後ろで束ねているおかげで綺麗に晒されている首筋に、噛み付く勢いで唇を寄せた。
成樹のそこも、汗に濡れている。
舌を這わせて、ついでに歯を立ててやると、その僅かな痛みに成樹は片目を細める。
竜也はゆっくりと顔を上げて、成樹の色素の薄い目を間近から覗き込んだ。
「……さっきの言葉、撤回しろよ」
どうだ、と言わんばかりの口調で、告げる。
成樹は数秒、きょとんとした顔をしていたけれど、直後、思わず吹き出した。
「せやな、…じゃぁ、“俺以外にはできひんやろな”」
笑いながら、告げられた言葉に従って、先程自分が口にした言葉を訂正する。
竜也は満足そうに頷いた。
「わかればいい。……ほら、いい加減出るぞ」
「あーい」
成樹を促して、さっさと倉庫の出入口に向かうと、成樹も素直に後ろをついてくる。
部室に移動しながら、竜也はさりげなさを装って告げた。
「母さんが、今日はシゲを連れて来いって言ってたんだ。だから、連行するからな」
「真里子ちゃんが?」
「そう。…ケーキも焼くって張り切ってた」
不思議そうな顔をする成樹に、ヒントともなる言葉を告げる。
成樹は尚も不思議そうな顔をして、数秒後、竜也が部室のドアを開けるのと同時に、ようやく気付いたようだった。
「あー……今日やったか。忘れとった」
「自分の誕生日くらい覚えとけよ」
今年もすっかり自分の誕生日を忘れていたらしい成樹が納得したように呟き、竜也は呆れたように告げる。
「たつぼんが覚えとってくれるから、ええやん」
ロッカーの前に立って、汗に濡れたシャツを脱ぎながら、成樹は笑ってそんな事を言う。
竜也も着替えを始めながら、それもそうか、などと思ってしまった。
「…誕生日おめでとう、シゲ」
「うん、…おおきに」
告げるタイミングを朝から計っていた言葉をようやく口にすると、成樹は嬉しそうに笑った。
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