雑記&SS格納庫。
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BASARAの本命は佐幸だと言い張る
・伊達さんの外伝ストーリーをクリアした後、興奮のままに書いた(…)
・伊達さん外伝ストーリーその後って感じの捏造ですよ
・英雄外伝は幸村の外伝ストーリーが好きすぎる
・っていうか幸村が好きすぎる
・いやむしろBASARAキャラ達が好きすぎる(わかったから)
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「…この辺でいいのか?」
右腕を肩に回させ、その手首を掴む事で自分に寄り掛からせ、もう一方の腕を腰に回して支えるという体勢のためにすぐ傍にある幸村の顔を見遣って、政宗は問い掛けた。
血の気の失せた幸村の顔が僅かに上下し、肯定を示す。
織田信長を討ち取った2人は本能寺を後にし、幸村と政宗が戦った場所へと戻っていた。
そこで、幸村の部下である忍…猿飛佐助と落ち合う事になっている、という。
ここまでしてやる必要はないかとも思ったけれど、かなりの傷を負っている幸村を放り出すわけにもいかず、政宗はここまで幸村を連れて来たのだ。
「……おい、真田の忍。…いるんだろ?」
街道を逸れて林に入り、そこで足を止めて、政宗は確かめるように呼びかける。
その声に答えるように、音もなく、木々の間から男が姿を現した。
普段は軽口ばかりを叩く陽気な忍は、…硬い表情を浮かべている。
「これはどういう状況なわけ?」
満身創痍の幸村。政宗もそれなりに傷を負っている。
2人の様子を見遣って、佐助は問い掛けた。
その右手は、腰に携えられた武器へとかけられている。
「動けなくなったアンタの主をこの俺がわざわざ運んできてやったんだろうが」
そんな佐助の様子を気にする事もなく、政宗は吐き捨てて幸村に視線を向ける。
ぐったりと項垂れた幸村は瞼を伏せていて、…また、意識を失ってしまっているようだった。
「……その傷は」
「織田のオッサンにヤられたんだよ。…大体、殺すつもりだったらここまで運んだりしねぇだろうが。信用しねぇんだったらこの場で首落とすぞ」
「…まぁ、そんな事はさせないけどさ。……事情はわかった。ありがと、竜の旦那」
不服そうな政宗の言葉に、ようやく武器から手を離した佐助が謝礼を口にした。
「You're welcome」
呟いて、歩み寄ってきた佐助に幸村を引き渡す。
幸村の体を抱き留めた佐助が、驚いたように眉を顰めた。
「簡潔に応急手当はしてある。…だが、傷は相当だからな、早く手当てをした方がいい」
「……ああ」
抱き留めた幸村の体は、怪我による発熱で異常な熱さになっていた。
出血こそないものの、相当の血が流れたのだろう。衣服は至る所が破れ、ほとんどが血に染まっていた。
「無礼を詫びるよ、竜の旦那。…ありがとう」
「貸しておく。しっかり傷を癒してから俺と戦え、って、ソイツに伝えとけよ」
「了解」
侘びと謝礼には首を振り、さらりと告げて踵を返す。
佐助の返答を背中に聞きながら、歩き出した。
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